11月9日

歩くたび聞こえる乾いた音、
つんとした空気、
澄んだ夜空にくっきりと見えるオリオン座、
素直に嬉しかった。

どうしても人と比べてしまう。
どうしてもちゃんと笑えずにいる。
どうしようもなく情けなくなる。


自分が描いたものを晒すより
裸を晒した方がマシで、
理解なんてされたくないのに
無理矢理土足で踏み込んでくる人たちが居て、
そんな世界で、ちっぽけなちっぽけな世界で
動けなくなっている自分がいる。

君に言われた言葉を繰り返し思い出す。


正しさなんて分からないけれど、
正解なんて無いけれど、
あの時の感情を忘れたくないと思った。

 

季節は巡る。

私も巡る。

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10月7日

AM 9:58

 

デパートの開店を待つ 親子たち。

幸せそうだった。

うるさかった。

 

あの子はこうだから 幸せ だとか、

あの子はああだから 不幸せ だとか、

他人が決めつけることではないのに

他人は決めつけたがる。

 

他人は 他人で 他人が 他人を、

 

私はいつまで此処にいるのでしょうか。

もしかしたら、何処にも行けないまま、空っぽのまま、日々が続くのでしょうか。

 

生きること、

死ぬこと、

全ての行為に意味があって

全てに終わりがあるのって

不思議じゃないでしょうか。

(実は意味なんて無いのかもしれないけれど。)

 

他人が吸っているたばこの匂いが鼻についた。

服についた。私についた。

嫌な気持ちにはならなかった。

むしろ、心地が良かった。

 

結局はそういうことなんだよなあ、と。

ぽつり。

 

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9月27日

次の日だった。

 

人の死なんてものはあっという間だった。

 

あー、一度はちゃんと挨拶したかったなって。

 

君は強くて脆い。

 

もう強がらなくていいのに。

ちゃんといるから。消えたりしないから。

 

この不安定で今にも崩れそうな何かを私が守ってあげなきゃ、と眠りについた。

9月27日。

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9月16日

雨が降ってきた。久しぶりの雨だった。

髪の毛が湿気を吸った。

傘を落として泥がついた。

煙が舞った。

帰りたくなかった。

 

昔の自分が今に逃げてきた。

夢に14歳の私が出てきた。

 

同じ過ちを繰り返すわけにはいかない、のに、まだ逃げたい。逃げきれない。

死にきれない。

そんな自分が嫌で仕方がない。

 

SNSや現実で見えるちいさな幸せも、直視できない程。

言葉で残さないと不安になる。

 

雨は止まない。

しばらく雨は止まない。

 

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7月20日

ちゅうとはんぱだから

ちゅうとはんぱに生きている。

ちゅうとはんぱだから

ちゅうとはんぱな気持ちしか知らない。

 

真っ白なキャンバスに感情をぶつけたら、

何層にも重なって、ぐちゃぐちゃになって、傷んで、ぼろぼろになって。

 

周りを見渡しても、

周りなんて見えていなくて、

澄んだ空気も、夏の空も、信号の赤も、

サラリーマンが落としたミンティアも、ティッシュ配りのお兄ちゃんも、君の声も、気持ちも、もっとあるはずなのに。

 

もどかしいな

救いようがないな

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6月25日

道端に落ちたアイスのような

片耳だけ聴こえなくなった

イヤホンのような

放置されたお守りのような

折れた鉛筆の芯のような

安っぽいプラスチックのような

生温い炭酸のような

人生

 

この世にいること

この世で生きていくこと

君といること

君がいないこと

 

スイカバーを食べたくなったら

お祭りの空気に触れたくなったら

花火の音を聞きたくなったら

細田守の作品を観たくなったら

真夜中に散歩をしたくなったら

蝉の声を思い出して辟易したら

あと少し 

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