6月25日

道端に落ちたアイスのような

片耳だけ聴こえなくなった

イヤホンのような

放置されたお守りのような

折れた鉛筆の芯のような

安っぽいプラスチックのような

生温い炭酸のような

人生

 

この世にいること

この世で生きていくこと

君といること

君がいないこと

 

スイカバーを食べたくなったら

お祭りの空気に触れたくなったら

花火の音を聞きたくなったら

細田守の作品を観たくなったら

真夜中に散歩をしたくなったら

蝉の声を思い出して辟易したら

あと少し 

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